京都教育大学 教育学部 美術領域専攻
1995 京都府出身
2017 現在京都教育大学教育学部美術領域専攻4回生
主なグループ展
2017 わかる/わからない絵画 / 新宿眼科画廊(東京)
2017 reflection / gallery sign(京都)
2017 京展2016 / 京都市美術館(京都)
2017 ワンダーシード2017 / トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2017 損保ジャパン日本興亜美術賞FACE2017 / 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京)
2016 巡-meguru- ACTアート大賞展優秀賞グループ展 / アートコンプレックス・センター(東京)
2016 林間の空地 / 海岸通ギャラリーCASO(大阪)
受賞
2017 京展2016 / 館長奨励賞
2017 ワンダーシード2017 / 入選
2017 損保ジャパン日本興亜美術賞FACE2017 / 入選
2016 ACTアート大賞展2016 / 優秀賞2位
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b. Kyoto 1995
Education
2014- Kyoto University of Education
Group Exhibitions
2017 "Understand / I do not understand paintings" / Shinjuku Ophthalmologist Gallery(Tokyo)
2017 "reflection" / gallery sign(Kyoto)
2017 Kyoten 2016 (the art competition) / Kyoto Municipal museum of Art(Kyoto)
2017 WONDER SEEDS 2017 (the art competition) / Tokyo Wonder Site Shibuya(Tokyo)
2017 FACE 2017 (the art competition) / Seiji Togo Memorial Sompo Japan Nipponkoa Museum of Art(Tokyo)
2016 ACT Art Award 2016 -meguru- / The Artcomplex Center of Tokyo(Tokyo)
2016 "RINKAN NO KUCHI" / gallery CASO(Osaka)
Prize
2017 Kyoten 2016 / The director's incentive prize
2017 WONDER SEEDS 2017 / selected
2017 FACE 2017 / selected
2016 ACT Art Award 2016 / Excellent prize
見ているとすいこまれるような絵の具の使い方を心がけています。図像としては、何かを思い出すような、抽象的なものが多いです。
アーティストになる、という意識はなく、ただ日々の中でなぜか気になってしかたがないものたちを、絵として残したいと思っています。
以下のようなことを考え、制作しています。
(1)思い出すこと / メモすること
覚え書きとして、メモをとるように日々記憶に残った風景や物をドローイングする。
そのときにいつも思い出すのは、
手入れのされていない木々や、人の気配がない家、野ざらしにされた椅子など、
誰からも忘れられてしまったような存在ばかり。
それらを思い出して、描くことに意味があるかは正直わからない。
けれど、思い出そうとしなければいけない気がして、日々メモを残している。
(2)描くこと
メモ書きとしてのドローイングを、キャンバス作品へと描きおこす。
「描く」過程で生じる線のふるえや形のゆがみなど、記憶とのズレはそのまま画面に定着させていく。
すると、メモ書きのドローイングから離れて、記憶のイメージが変異していく。
自分自身の記憶も絵によって上書きされて、自分がこれまで何を見ていたのか、
それすらもあいまいになってくる。
もう元の記憶を簡単には思い出せなくなったとき、「絵」が立ち上がる。
忘れられてしまったような存在たちが、絵となり強い力をもつようになる。
絵になってはじめて、じっと存在を見つめられるようになるのだ。
そうやって、ずっと見ていられるような存在になるまで、描くことはやめない。