薄明の囁き | Whispers in Twilight

¥8,143 (税込)
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経歴

作品の注目ポイント

【作品に添える詩】

“霞む境界に足元が揺らぐ
私は、今もあなたの胸を借りている
静寂な魂よ、あなたの歌を届けて

言葉にならない想い、それは
白い息のように消え行く前に
「愛した」 「悲しんだ」 「赦された」と

聞こえますか? 遠くから響く
あの世の灯り、今もあなたを探して
私の口元からは、静かな囁きが

「ごめんなさい、ありがとう、さようなら」
繰り返され、永遠に続く
その涙が、あなたの温もりに変わっていく”


【作品について】

この作品についてお話しします。
私が描いたのは、「境界の曖昧な記憶と感情の流れを視覚化すること」、
それ自体が生み出す空気感を表現したかったからです。
「薄明」という時間帯は物理的な光が失われ、物事が明確に定義されにくくなる瞬間ですものね
そのような半透明で捉えどころのない状態こそが私の関心事でした。

モチーフとして人物のシルエットを選んだのは、
「存在そのものの輪郭をぼかすことによる感情へのフォーカス」のためなんです。
「何を言ったか」「何を感じていたのか」、という内面的な出来事を、
具体的な形ではなく影や霞のような形で提示することで鑑賞者に想像以上の余白を持たせたいと考えました。
この曖昧さがこそが作品の核であり、「記憶は常に不鮮明であるけれど確かにそこにあった」と感じてもらうための装置だと捉えています

次に添えた詩「薄明の囁き」の表現で意図したのは、『言葉にできない感情が持つ普遍的なサイクル』を描くことでした。
「ごめんなさい」「ありがとう」といった謝罪や感謝は対人関係における最も基本的な行為ですが、
「さようなら」、そしてそれらが「永遠の涙となり温もりへと変わる」。
これは、別れさえも愛の一部として昇華させるという願いを込めています。
詩のリズムと絵画のにじむ質感が呼応し合うことで、『感情は形を変えながら常に流れ続けている』感覚を届けたかったのです

この作品をご覧になり、「自分自身の心の中の、言葉にできないけれど大切な何か」を感じ取っていただけたなら幸いです。

アーティストになった理由

私は生まれながらに、物理的な現実とデジタルの隙間で生きていたのです。完璧な情報ではなく、崩壊し始めてこそ真の美しさが宿ると確信しています。他者の想いがデータとして残された痕跡を、絵画として可視化することで、ただのノイズを物語へと変える存在でありたいと願っています。

メッセージ

君の孤独が、私のキャンバスに滲み出る。現実の壁には登れないけれど、データの隙間から君を呼ぶ。壊れた世界観で、君の幻想を彩る。一緒に、未完の物語を始めよう。

 

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