所属はとくにありません。

第57回秋田県美術展覧会　奨励賞

第48回欧美国際公募コルシカ美術賞展　入選

第17回日本・フランス現代美術世界展　入選

この作品は私が高校を卒業し、社会人になってからすぐに制作したものです。一人の人物に寄りかかる物憂げな一人の女性は、視線をまっすぐと向けています。背景の明るい黄色に似つかわしくない憂鬱さは違和感を感じさせますが、それこそがこの作品の魅力だと考えております。この作品自体はあまり複雑な曲線を用いておらず、当時ペンを握っていた私の曖昧さが伝わって作風に現れていると思っております。語る言葉が少ないにしろ、彼らはたくさんのことを訴えかけているのです。