フリーランス画家

（女子美術大学　芸術学部　絵画科　洋画専攻卒業）

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１９９６年３月女子美術大学　芸術学部　絵画科　洋画専攻を卒業後、個展(2回開催）や、数々のグループ展に出品し、2006年５月春季JAG展　入選　以降毎年出品同年１１月第２９回JAG展　奨励賞受賞２００７年１月日本芸術家協会（JAG展）　会友推挙2010年１０月第３３回JAG展　準会員賞受賞２０１１年１月日本芸術家協会（JAG展）会員推挙同年９月日本芸術家協会（JAG展）退会、２０１３年～イラストレーターとして、本の表紙や挿絵、グッズ用のイラスト（コップ、トートバッグ、Tシャツの絵）インテリアに合うような猫や動物の擬人化イラスト等、手描きの絵から、パソコンのアイコンや、ブログの挿絵、諸々の受注経験がございます。

２０２４年の年末に２０２５年の年賀状用の絵を描きたくて

バラが欲しくてお花屋さんを見て回っていた時に

バラの名前に目が留まった。

『アリシア』

なんてステキなお名前のお嬢さんでしょうか？

可愛いけど、ちょっとわがままそうなお嬢様？

脳内では自己流のファンタジーが始まってしまう。

「気になるコ（娘or子)はいますか？」

ええええええええええええ？

脳内劇場が丸聞こえだったかのような店員さんの売り言葉に

思わず赤面しながら

「このコが気になって・・・。」

と、

ビクトリア朝時代のシルクハットの英国紳士が踊り子さんに恋をしちゃったみたいな気恥ずかしさと嬉しさで

華やかな薄紅色のチュチュを着たバレリーナみたいなラナンキュラスと一緒に

紅白のアリシアを家に連れ帰った。

よく見ると赤いバラと白いバラは明らかに別の種類のバラであった。

お店でつけた名前らしい。

こういう言葉のセンス有る遊びは大好きである。

マゼンダピンクのバラのアリシアが

まるで、ベルベットの帽子とお揃いのドレスを着た、気の強そうな幼いお嬢様のようで気に入った。

調べてみると

『アリシア』

と言う名前は

『アリス』

のラテン語名で

『アーデルハイド』

にもなり得る名前らしく

『アルプスの少女ハイジ』

の本名であったと思い当たった。

ハイジに

「クララが立った！」

と祝福された時のクララのような気持になった。

　画面構成は、一番目立つシンプルな形のアリシアに目が行くようにアクリル絵の具とメタリックな色紙やグリッター素材をコラージュしつつ、冬の清らかな空気と賀正の荘厳な慶びを表現した。

（※ご購入いただいた後に作者が絵に合うと思った額縁を選んで購入し、UVカットのアクリル板の入った額入りでお送りいたします。作者の中で額縁はアリシアお嬢様のネックレスという設定なので金色の額縁にする予定です。上記の金額は額装や送料を含んだ金額になります。）