無矛
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所属
BandH Gallery
SNS
経歴
2019年
・個展『Childoll(チャイルドール)』神戸・ポートピアホテル
・ART NAGOYA 2019 千葉BandH Gallery × ロサンゼルスThe Hive Gallery and Studiosブース
2018年
・個展『sweet memories(スイートメモリーズ)vol.2』神戸・ポートピアホテル
・個展『sweet memories(スイートメモリーズ)vol.1』大阪・阪神百貨店
・ART NAGOYA 2018 千葉BandHgalleryブース
2017年
・20周年記念個展『CHILD STORY(チャイルドストーリー)』神戸・ポートピアホテル
2016年
・『MAZEKOZE Blue 展』( Festart Osaka2016)大阪・淀屋橋
・個展『colorful monster(カラフルモンスター)』大阪・あべの
2015年
・個展『無限のゼロ。』神戸・ポートピアホテル
2014年
・『テキスタイル×アート×歴史的建造物×骨董 コラボレーション展』京都 嵐山嵯峨野 老舗料亭
・個展『こうぶんこうぞう展 2014』大阪・十三
2013年
・染業会社コラボレーション「オリジナルテキスタイル生地」販売
・個展『Feliz coccinell(フェリス・コシネル)』大阪・淀屋橋
2012年
・個展『プチヴィーの森』大阪・淀屋橋
2011年
・個展『こうぶんこうぞう展』大阪・淀屋橋
・個展『Red Child A continuance...』東京・早稲田
・「東日本大震災チャリティー展」東京アートコンプレックスセンター
・個展『Red Child』東京・早稲田
2010年
・「アートイマジネーション展」東京NHKホールギャラリー
・1周年記念個展『時の中のこども達』大阪・京阪百貨店守口店
・個展『Dress...』東京・銀座
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2003年
・詩画集『恋文~Letters of Love~』阪急BOOKSより出版
2002年
・阪急電鉄ラガールカードに作品が抜擢
2000年
・テレビ東京「ASAYAN」ニューヨーク大個展出品
・初画集「こども」青幻舎より出版
1996年
・初個展
作品の注目ポイント
2015年個展「無限のゼロ。」出品作品。
アーティストになった理由
私は昔からずっと、子どもを唯一のモチーフとして描いています。
私がなぜ、子どもをモチーフに描き続けているかと言うと そこにはいくつかの理由があります。
かつての私は、こどもを産めない性であるという事実を受け入れられずに もがき苦しみ、自分を追い込んだ時期がありました。
どうしても、現実を受け入れる事も、直視する事も出来なかった…
そんな私を救ってくれたのが、描く事、表現する事だった。
産むことはできなくとも、こどもを描くこと、絵で自分を表現する事で、救われた思い…
いつしか描くことが、「私が今ここに生きている」ということを 確認できる、唯一の行為となっていた。
昔はただ、子どもそのものを描いていましたが、 近年は、現代社会の象徴として、子どもを描きたいと思っています。
それは、子どもの絵の教室や5年間の保育経験から 子どもは、現代社会そのものだという事を再確認したからです。
特にその眼差しには、今という時代のすべてが映し出されていると思います。
そして、私が特に顔、そして瞳に執着し、描かずにいれないのは、 子どもの表情や瞳を見つめることは、今という時代を見つめることで 現代社会がその内側に抱える様々な問題を、作品として具現化するためであると同時に 大人が信じられなかった、自分自身の幼少期や 周りの人の表情や目に反発や恐怖を感じ、心を閉ざし、笑顔を失っていた思春期、 そんな、ありのままで居られなかった空白の時を埋めたい。
そして、そんな過去の私を今の私が肯定してあげたいという 思いからの表現なのかも知れない。
しかしそれは、いくら突き詰めてもどこか満たされないままで 辿り着けないもどかしさを抱えている。
そんな理由から、私はいつまでも顔、そして瞳を描く衝動を抑えきれないでいる。
なので私は、現代社会の様々な問題や疑問と私自身のアイデンティティ 幼少の頃のネガティブな経験も、理不尽な思いも全て作品として表現しています。
昔は、水彩画で紙に描いていましたが 2010年より木枠やパネルに、綿布や絹などを張りアクリル絵具で描いています。
なるべく遠近法を用いる事なく、日本の浮世絵やアニメに見られる平面技法を 使いながらも、輪郭線を使わず印影で立体感を出すようにしています。
2015年からは新たな技法として、スタンプを使って描いています。
これは、日本独自のハンコの文化的背景に基づきながらも、反復してスタンプを押す 事で、現代社会の抱える問題の根源でもある、物や情報の大量生産大量消費を表現す ると共に、手書きではなく機械的な文字で無機質、空虚、デジタル社会も表現したい との狙いがあります。
世の中には常に表裏や正負の法則があると思っています。
それらを表現する時にコラージュを使う事があります。
私の展覧会は、このアーティストステートメントと 展覧会ごとにステートメントがあります。
これら二つのステートメントとタイトルで、作品として私が表現したかったこと、 隠されたもう一つの意味を、読み取る事ができるようになっています。
私はきっとこの命のある限り、こども、そして顔、そして瞳を描き続けていくだろう。 こどもを産めない性に生まれた、自分自身の人生を肯定し この現代社会と、向き合っていくためにも……。
I have always drawn children as my only motif.
When I say why I continue drawing children as a motif There are several reasons.
In the past I was unable to accept the fact that I am sex of childlessness There was a time when I suffered from the struggle, I forced myself.
By all means, I could not accept reality or face it ...
It was to paint and express it that saved me.
Even though I can not bear birth, I am saved by depicting children, expressing myself with pictures ...
One thing to draw is that "I am living here now" It was the only act to be confirmed.
In the past, I just painted the children themselves, In recent years, I want to draw children as a symbol of modern society.
It is based on children's picture classroom and 5-year childcare experience It is because children reconfirmed that they are modern society itself.
Especially, I think that everything in the present era is reflected in its eyes.
And I am particularly obsessed with the face and eyes and I can not stop painting, Looking at the expression and eyes of a child is to look at the era of now At the same time to realize the various problems inside the modern society as works I could not believe the adult, my own childhood Feeling repulsion and fear in the expression and eyes of others, closing the mind, adolescence which had lost a smile, I want to fill in such a blank time that I could not stay as it is.
And I say that I want to affirm me in such past It may be an expression from your mind.
But it will not be satisfied somewhere in any case I am having frustration that I can not reach.
For that reason, I can not keep suppressing the urge to draw the face and eyes forever.
So, I have various problems and doubts in modern society and my own identity Negative experiences of childhood and unreasonable thoughts are all expressed as works.
In the past, I used to draw watercolor on paper Since 2010, I painted cotton cloth and silk etc in wooden frame and panel, and painted with acrylic paint.
As far as possible without using perspective method, the Ukiyo-e prints in Japan and planar techniques seen in animation While using, I try to make a stereoscopic effect with seal impression without using contour lines.
As a new technique from 2015, I draw with a stamp.
This is based on the cultural background of Japan's unique Hanko, but it pushes the stamp iteratively Things, expressing mass production consumption and mass consumption of goods and information, which is also the root of problems of modern society At the same time, I would like to express inorganic, empty, digital society with mechanical letters instead of handwriting I have the aim of.
I think that the world always has sides and back and forth laws of positive and negative.
I use collages when expressing them.
My exhibition, with this artist statement There is a statement for each exhibition.
With these two statements and titles, what I wanted to express as a work, Another meaning hidden has been made readable.
I'm sure I will continue to paint children, face, and eyes as long as I have this life.
I affirmed my own life, born to sex who can not give children To face this modern society...
メッセージ
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