【モノクロペン画】木に登って降りられなくなった猫レスキュー

sold

所属

フリーランス

SNS

経歴

2015年 CGによるアニメ制作に着手
2018年 パステル画習得に着手
2019年 ペン画習得に着手
2019年2月、ソフトパステルのアニメ、「か~やの海」完成。
2020年2月、この作品はドイツのベルリンで上映されました。
現在は、ペン画アニメ制作に取り組んでいます。

≪映画祭選出・上映実績≫
2016年 第21回キャンベラ短編映画祭(オーストラリア)
2016年 第1回 WIPEアマチュア国際映画祭(ドイツ)
2016年 第3回 国際コヴェントリー映画祭(イギリス)
2017年 第12回 デュランゴ・インディペンデント映画祭(アメリカ)
2020年 第1回 WIPE UNSELECTED(ドイツ)

作品の注目ポイント

ボールペン画”Reaching for Trust”の原画です。

高い木に登って降りられなくなった猫レスキューの一場面を描いてみました。

アメリカでは、Canopy Cat RescueというNPOが、高い木に登って降りられなくなった猫専門のレスキュー活動を展開しています。
https://youtu.be/KZuNhYGUG5s

Facebookで彼らのページを見つけてフォローしていたところ、
「必ずしもすべての猫がレスキューに来た我々を歓迎するわけではない」
という投稿を見ました。

ある猫などは、救助者が近づいてくると反対側の枝に逃げてしまい、救助者がそちらに移動すると、今度はまた反対側の枝に逃げてしまう。

猫にとっては枝から枝への移動はさほど難しくないかもしれませんが、命綱で自分の体を吊り下げている救助者にとっては、これがどれほど困った事態であることか。

最終的には、移動中の猫にさっと手を伸ばして何とか救助できたそうですが、高所でのこうした作業、専門家とは言え救助者も怖かったことでしょう。

そうしたリスクを負いながら助けに来た自分を、猫が歓迎してくれればまだ報われますが、場合によっては、シャー!なんて威嚇されてしまうこともあるのでしょう。

このエピソードには何ともいえないほろ苦い気分になり、思わず、
「生き物の信頼を獲得するのは簡単なことじゃないから…」
と、別のレスキューグループの経験を思い出しながらつぶやきました。

子猫時代、適切な時期に人に慣らしておかないと、猫は基本的に人間に懐くことはないといいます。

野良として生きる場合、我々人間を含め、簡単にほかの生き物に懐かないというのは、実は、身を守る上で必須の条件でもあります。

一度飼い猫だった猫が捨てられて野良になると、屋外で虐待被害に遭うリスクが高いと聞いたことがあります。

生まれついての野良は警戒心が強く人間に自分から近寄ることはなく、従って、嗜虐趣味の人間の手にかかるリスクも低い。

一方、飼い猫経験がある猫は、飼われている間に人間を信頼することを学んでしまうため、捨てられてもなお、近づいてくる人間に簡単に懐いてしまう。
その人間がどんな意図で自分に近づいてきているのか、判断することもできずに。

悲しいことに、これは猫に限った話ではなく、人間にも該当します。
人助けでは、往々にして親切な行いに対して不信で報いられることがあり、これはつらいものですが、そうした不信はその人が身を守るために必要なものだったのだろうと理解し、それも織り込み済みで自分にできることをするというスタンスが必要でしょう。

親切と信頼しか存在しない世界があれば理想的ですが、現実はそれには程遠い。

そんな連想でほろ苦い気分に浸りつつ、このペン画を描きました。

*******************************************

【寄付対象作品】

Canopy Cat Rescueの活動にヒントを得て制作した作品は、売上合計10万円ごとに2万円を当該NPOに寄付します。

他にも該当作品がありますので、是非チェックしてみて下さい!

*******************************************

【猫ペン画のバーチャル展覧会】~映像と音楽で作品展示をお楽しみください!🐈

https://youtu.be/YCIB7CNYy4Q

アーティストになった理由

メッセージ

ご訪問いただき、ありがとうございます!
こちらは、短編専門のアニメーション制作スタジオso art animationのギャラリー兼オンラインショップです。
アニメーション制作の分野では、2016年より、世界各地の映画祭アニメ部門・短編映画部門での選出・上映実績を重ねています。

≪映画祭選出・上映実績≫
2016年 第21回キャンベラ短編映画祭(オーストラリア)
2016年 第1回 WIPEアマチュア国際映画祭(ドイツ)
2016年 第3回 国際コヴェントリー映画祭(イギリス)
2017年 第12回 デュランゴ・インディペンデント映画祭(アメリカ)
2020年 第1回 WIPE UNSELECTED(ドイツ)

映像制作の過程で、様々な画材を使って作画しているので、原画の他、原画データを活用した各種グッズを制作・販売しています。
どうぞ楽しんで行って下さい。
好みに合うものが見つかれば幸いです^^

よくあるご質問

Q.作品の購入方法、手順を教えてください
A. 購入方法・手順に関する説明ページをご確認ください。

Q.送料はかかりますか?
A.配送エリアにより送料が異なります。詳細は以下のページをご確認ください。
配送方法|送料・代引手数料について

Q.購入を検討している商品の仮押さえ・取り置きは可能ですか?
A.商品の仮押さえ・取り置きも可能です。作家と相談の上、ご対応致します。
ご検討中の作品がございましたら、各商品ページにございます「作品について問い合わせる」ボタン、もしくはお問い合わせページよりお問合せください。