天子魔の出現 “Appearance of the hindrance of the devil king”

¥55,000 (税込)
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所属

無所属

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経歴

 

*2014-2019

・Oil painting  lesson

   庄司絵画教室

 

・Drawing lesson  

Spring studio(Minerva's Drawing Studio)

 

*2021-2022

創価大学通信教育部 西洋美術史 修了

(1年間コース)

 

*展示会*

・2017   庄司絵画教室 回顧展

・2020  個展

 

 

作品の注目ポイント

This work is based on “the Lotus Sutra”, which has been the theme of my life.

Personally, I call it “Myoga.”

“The Devil King of the Sixth Heaven” appears in the Lotus Sutra. (Also known as ”The hindrance of the devil king.”)

 

It attacks people when they are immersed in happiness, and is “another self born from within themselves that tries to destroy themselves.”

The necklace worn by the woman in this work is her beautiful heart.

The one aiming for that necklace from behind is herself, the Devil King of the Sixth Heaven.

 

The original drawings for this work are the images that suddenly appear during my daily drawings, but a total of three works came to mind all at once, and I am planning to create a series of them.

This work is the middle “season 2”.

 

At that time, we were in the midst of the 6th wave of coronavirus, but I was living a very lucky life.

However, even though I was very happy, something was stirring inside me. It feels like something huge is approaching from inside and outside. . . But for now, I want to immerse myself in the comfortable “now.” . . I think this work was born from that heart.

 

I’m sure everyone has felt this kind of feeling in various situations, so I would be very happy if I could share the mysterious feelings of humans through this painting.

 

この作品は、私の生涯のテーマである「法華経」を題材にしたもので、

個人的には「妙画」と名付けています。

法華経の経典に登場する「第六天の魔王」。(別名:天子魔)

人々が幸福に浸っている隙を狙って襲ってくるもので、「自分自身の中から生まれ出てくる自分自身を滅ぼそうとするもう一つの自分」です。

本作の女性が身につけているネックレスは、彼女の美しい心です。

そのネックレスを後部から狙うのも彼女自身であり、第六天の魔王です。

 

日々のドローイングの中で、ふいに描き表れてきた画が本作品の原画となるのですが、合計3作が一気に浮かび上がり、連作を予定しています。

本作品は、中間の「season2」です。

その頃はコロナ第6波の最中でもありましたが、私自身はとても幸運な日々を送っていました。しかし、とても幸福感に溢れていながらも、何か内なるものがざわつく。何かとても巨大なものが内外から迫ってきているような気がする。。。でも今は心地が良い「今」に浸りたい。。。という心から生まれてきた作品だと思っています。

きっとこのような感覚を誰もが様々なシーンで味わったことがあると思いますので、この絵を通して人間の不思議な気持ちを共有できるととても嬉しいです。

 

また、別の角度からになりますが、ミュージックアーティスト「shlohmo」の曲である「Apathy」には、至福感と奇妙が入り混じっているように感じ、本作品のイメージにとてもぴったりだと思いましたので、構図として引用しています。

アーティストになった理由

 
過去の自分から今の自分までを、星座のように点と線で徐々に結んでいくと、絵を描く自分が現れたように感じています。
さまざまな現象を絵画に変換する性質は、描くことに徐々に結びつきました。

メッセージ

私の作品を観てくれて、ありがとうございました。

楽しんでもらえていたら光栄です。

これからも作品を創りますので、ぜひまたお立ち寄りください。

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