凡二郎と牛蔵

¥88,000 (税込)
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所属

タクシーサラリーマン。

 

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経歴

18回尾道絵のまち四季展入選。

 

作品の注目ポイント

ばこたは旅立った。と或る山奥にである。こないだ、仕掛けたワナを観てやろう、一級品のワナをこおたんぢゃ。ハヤブサ・ニュータイプ、これはじつにええ。

「己れが仕掛けた場所はこのあたりのはずぢゃ、ん!? なんか様子がヘンぢゃ!観てみろ、あっちの竹が、ゆさゆさゆれとるで!下におりてみよう、ななな、かかっとったで!」

ばこたは、すこぶるこころを昂らせたのであった。彼はすぐさま目の前の大敵を、どうしても手中にいれたくなった。

よおし!鼻をくくれ!こりゃあ、150キロはゆうにあるだろう、こがあなやつにしゃくられたらひとたまりもにゃあ。すぐさま四肢を封じてやれ!みろ!オスキバぢゃ!オオイノシシの牛蔵たあ、こいつのこった!」

彼は、大太ハンマーを取り出し、脳天へ打ち下ろしました。瞬時にオオイノシシは気絶しました。

「よおし!コロンビアナイフぢゃ、これで極上の猪 肉をいただくとしよう。バサバサバサ。—–

しばらくすると、解体中のこの川べりの遥かむこうに、巨大な川面波紋が浮かび上がってきた。どくどくどく、、、と唸るような音を出して、泡が出てきたかと思うと、ぬっぺりとした頭があらわれた。

「な、、な、なんぢゃ、ありゃ~。」

デカすっぽんこと凡二郎が、そのぬめねめとした巨躯をあらわしたのであった。ゆっくりゆっくりこちらへ向かってくる。

やはり、猪肉を食らわんと向かってくるんぢゃろう、

「おい凡二郎、鍋はすでにこしらえた、どおぢゃ、おぬしも1杯やらんか?」

「ほほう、ばこたよ。気が利くでねえか。わしもいま腹が減ったところよ、猪 鍋、食わしてけれ」

上空あたりには、トンビとたぬきも、狙うておったが、凡二郎とばこたは、陽射し豊かな竹やぶの中で、仲良く晩酌を交わしたのであった。

アーティストになった理由

スッポン愛。

メッセージ

より巨大なスッポンを描いていく。

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