green poem
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恋愛がテーマである事は確かである。ウサギは恋愛と関係がある動物である。干支を考えた支那の人は少なくとも知っていた。当然、作者も恋愛を考えているのである。得度をしても恋愛はしたいのである。尚更、恋愛がしたいのである。しかし、許されない事なのである。悟ることを考えていた仏陀は此岸にあっては牛のように静かに歩めと言った。そして、女のたいに宿らずと言った。彼岸に於いても同様なのである。つまり、存在するから苦が生ずると考えたのである。中村元の仏陀の言葉に詳しい。岩波文庫である。