クレマチス
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所属
無所属
SNS
経歴
2021 栃木二科会グループ展
2021 二科展 入選
2019 二科展 女流画家 東光会 県展
鋸山美術館コンクール 入選
2018,2019 銀座セイコウドウにてグループ展
東京デザイナー学院卒業
東京生まれ
作品の注目ポイント
その広大な湿地帯は、春になると植物たちが忙しそうにいっせいに芽吹きます。そして一面絶滅危惧種だらけ。夏希の初めの頃、イノシシに会いませんようにと足早にカザグルマを探すこと数日。さすが自生の天然記念物。見つかりません。その隅の雑木林の道を蛇が落ちてきたりしないかとチラチラ上を見つつ歩いたり、藪の中を覗いたり、木に巻き付く花を探したり、日陰の小さいそれっぽいつるをじっと見てみたり。その延長で青く広い空に気を取られたり。風が首元をなでるのにふと気づき、また期待を持ちつつ場所を移動して探していました。資料によると一帯のどこかにあるとありましたが、毎年見つけられるわけではないらしい。その後、植物園のクレマチス展に行きやっと会えました。クレマチスの原種という形で展示されていたカザグルマ。思ったより華やかで、これが雑草に紛れて咲いていたらとても目立ち、人の手が伸びて摘まれて数が少なくなるのも納得です。日を浴び胸を一杯広げて咲いている姿を見せてくれました。カザグルマとクレマチスの違いを一目では簡単には区別できないそうです。今回はカザグルマではなくクレマチスを描くことにしました。白いクレマチスが、太陽を背にして淡い光で花びらの薄さとやわらかさを表現しているのを見て足が止まりました。その花の前に立った時、美しさと繊細さを感じとってしまったからかもしれません。こんなこともあります。また時期が来たら、自生のカザグルマを探してその美しさと現存している奇跡ともに写真に収めてみたいと思っています。
花の美しさをもっと強調するために銀の飾りがついたオフホワイトの額にしました。 額のサイズ 570×480×50mm。
アーティストになった理由
当初デザイナーとして社会人をスタートするはずが、思いもかけないことであきらめざるを得ない経緯がありました。でもやはりこのままでいいのかという自らの問いに、はっきりとNOという答えを出しました。数年前形は変わりましたが、画家として出発しました。
メッセージ
絵を描くことにより自分を満たす。これは私にとってとても重要です。
絵を描きたい。その思いがなかなか実現することができませんでした。
今は絵を描き自由に世界の人々に発信できることがとても嬉しい。
これまでの人生を更地にして構築しなおし、光を当て、風を通して、季節を感じたい。
絵に詩をつけ、私の世界を拡張して最大限に表現したい。
そして、絵にたずさわる人生を送りたいという自分の正直な気持ちにこたえることにしました。
私の絵に共感し癒しを感じてくださる方が、きっといらっしゃると思っています。
世界の人々の心に何か届けられたら、それはとても素晴らしく素敵なことだと考えています。
こうして私の絵を見てくださることに感謝します。
Kayoko Hiratsuka
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