揺らぐもの・揺らがないもの
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所属
尚美学園大学
SNS
経歴
1994/9 東京に生まれる
2015/6 第71現展 「生と死」入選
2015/8 万国學生藝術展覧祭 出展
2016/8 デザインフェスタ出展 (以降連続出展)
2017/2 尚美学園大学 卒業制作展 「UZU」奨励賞受賞
2017/3 尚美学園大学 卒業
2018/2 第13回タグボートアワード 「カタチ」審査員特別賞(小山富美夫賞) 受賞
2018/8 台湾にて「TOKYO ILLUSION」出展
2018/9 グループ展「おのおの、展」出展
2018/12 グループ展「過密」出展
作品の注目ポイント
和紙(雁皮紙)にシャープペンで描画したものです。 経年劣化を防ぐべく、ヤニ止めを施した木製パネルに和紙を貼ってあります。
※そのままの素朴な風合い・質感を楽しんで頂きたいため、額は装着しておりません。表面保護のためのフィキサチーフを塗布しています。
自分の中心 について考え、意識したものです。
あらゆる生き物(微生物から果ては惑星まで)の中心は、必ず空白である という情報を得てから、私の見る世界は変わったように思います。
物理的には中心には何もなくて、(人体で言うと胃や腸、脳の松果体など)
私たちが体と呼んでいる、内と外の境目にある薄い膜が、それこそが自分だと信じてきたけれど、
私の本体は、本当はこの空だったんじゃないか、と。
この絵の黒い部分は、自分の体や エゴや 顕在的な意識で、いわゆる3次元的なもの。
白い部分は、より高次元の、目には見えない潜在的意識。
どちらに偏りすぎてもいけない。
この世界で生きるために、どちらも尊重しなければいけない。
自分の中心が空だということを感じてから、
外側で何かが起こっても、あまり気にならなくなりました。
外側で何か起ころうとも、中心は何ら傷つくことはないから。
そういう、自分の気付きを描き留めたような、
あるいは戒めのような、そういった作品です。
アーティストになった理由
メッセージ
深く呼吸をして思考を取り除いた後、ふと浮かぶシンプルな図形を中心とし、
それに肉付けするように細かい模様を描く。
単純と複雑を行き来しながら、自分の中心・根本にある なにか を顕せるよう、心がけています。
また、大学在学時に出会った、日本の古い文化(縄文文化など)や、古代文字、はたまた神聖幾何学などに興味があり、勉強し表現しています。
作品数はまだあまりありませんが、個展に向け制作しています。
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