小学生から高校二年生まで、生物の中身・構造に興味があったため獣医師になることを目指していました。
世界は自分を含め、蓋を開けるまで中身が分からない球体状の容器だと現在も考えているため、何事にも興味と好奇心が優先されてしまうことが多く、そうしたものを経て、幼い頃から勝手に頭に浮かぶようになった言葉や映像を形にする方法があると後に知り、高校三年生から油彩を描くようになりました。
油彩以外に、箱の中を覗く半立体作品や、水彩、映像作品、ペン画などを制作しています。
自分の作り出した繭の中に閉じ込めていた、世界に存在する様々な物事への好奇心を、そうした作品に羽化し自由にさせたいと思うようになり、今に至ります。