デザイナーとして働いていたころ、家族の病気や、自身の体調の悪化、精神的にショックを受ける出来事が重なってこころに余裕がなくなってしまったときがありました。
そんなとき海や波を見つめていると不思議と心が安らぎ溜まってしまったストレスがすーっと溶けてなくなっていくようなそんな経験を原体験として、沢山の海の絵を描くようになりました。
思えば幼い時からつらいときしんどいときにいつも寄り添ってくれていたのはアートだったかもしれません。美しいものを見ている時に心が満たされる感覚がありました。
そして無心になって絵を描いていると頭の中の雑念が少しずつ静かになりフロー状態に入ります。そんな瞬間がとても好きで今は絵を描いています。
そして誰かの心にも癒しや、愛のエネルギーを送ることのできる絵を描いていたいです。