宮崎県新富町地域おこし協力隊
【Instagram】https://www.instagram.com/ryuji_kai_localcuration/
1981年生まれ、宮崎県日向市出身。大学では油絵を専攻。卒業後は宮崎県内で子どもNPOや福祉、農業に関わる仕事に従事。2020年度は福岡県で里地・里山や緑地の保全活動等に関わりながら、地方や地域のアート性、内包アートの表現や発信を模索した。2021年4月より新富町地域おこし協力隊に着任し、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構で新富芸術祭やアートプロジェクト事業を担当する。
半農半芸野菜を育てる感覚で作品をつくります。
絵が相棒みたいな存在だったからです。
初めての個展のときに、祖母の赤飯のおにぎりをアートだと感じたことが転機です。孫の晴れの日のために作ったおにぎり。それを作ったばあちゃんはアーティストだと思いました。実家で獲れたもち米。畑で育て、乾燥させて殻を抜き、一升瓶に入れて冷蔵庫横に置かれた小豆。前の晩からもち米と小豆を水につけ、朝早く起きて蒸し器で赤飯を炊く。日本人にとって特別なカタチのおにぎりにこしらえる。たくさんの存在を味方につけ作られてます。
赤飯のおにぎりは祖母の作品です。そう感じて以来、いろんなものが作品に見えます。