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多摩美術大学
1993年 岡山県生まれ 2014年 多摩美術大学 入学 JAMARONE展(TURNER GALLERY) 2015年 ゆとり展‾独立独歩‾(デザインフェスタギャラリー) 女蕊(めしべ)展(Galerie Juillet) アートオリンピア2015 入選
私が強く影響を受けたのは、田舎であまり美術に触れる機会が少なかった環境で育った私にとっても身近であった、ゲームやアニメといった“デジタル”なメディアです。 制作はゲームのような自由な画面構成を意識していますが、それを油絵やコラージュといった“アナログ”の技法で筆致やマチエールに想いを込め、実感の感じ取れる作品づくりを心がけています。
自分が感じてきた、体験してきた喜びや悲しみ、恐怖といった確かな実感。 敏感な子どものころ、よく日常から見つけ出した架空のような非日常・・・ それらを表現したくて絵を描き始め、それが現在まで変わらず続いています。 大人になるにつれ、複雑な社会や大量の情報に埋もれてしまいそうになりますが、美術作品が人の五感に触れて、人としての本質的な感覚を喚起させる、そういうきっかけを提供したいと思っています。
微生物の、マクロの世界を本で発見し、私たちと同じ現実世界に存在するにも関わらず、非現実的かつ美しい世界に感動し、そのことを動機に制作した作品です。この作品は菌類をイメージしています。