平安京_No.1

¥341,000 (税込)
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経歴

日本(東京)、カナダ、フランス、ドイツ、イタリアなど、国内外の様々な展覧会において入選・出展歴を重ねる。

作品の注目ポイント

平安時代と、 その都「平安京」に焦点を当てたシリーズ作品です。   ご覧くださり、ありがとうございます。 *表示価格は、額込み価格です。 *実質重量は、額相当分(1.5kg前後)が加わります。   ***** 8世紀後半からはじまった平安時代。 その都(首都)である平安京は、 南北およそ5.2km、 東西およそ4.5km の矩形で、築地塀という壁に四方を囲まれた 日本の古代都市です。   平安京は、 四神相応 という中国の風水の考え方に基づき、 四方の土地の気 が最も良い とされる場所を選び、 都を定めたと言われています。 四神相応とは、 東西南北の方位に対応する 神獣 がそれぞれ存在し、 その神獣を象徴する条件の地形が すべてそろった場所。 その場所こそ、 もっとも氣が良く 地勢に優れているところ とされています。   それぞれの方位を象徴する神獣とは、 東:青竜、 西:白虎、 南:朱雀、 北:玄武 といわれ、 それらの神に囲まれた場所を 龍穴 と呼び、 そこには 龍 が棲むとも 信じられていました。 四神相応の神獣を、実際の地勢にあてはめると、 青竜は流水、 白虎は大道、 朱雀は湖沼、 玄武は丘陵 を象徴します。   その、四つの地勢を含んだ実際の場所がどこであったのか というと、 流水(東):鴨川、 大道(西):山陰道(文献により若干の諸説あり)、 湖沼(南):巨椋池(おぐらいけ;当時は、平安京の南の方、現在の宇治・伏見辺りに大きな池がありました)、 丘陵(北):船岡山 に囲まれた場所でした。   平安京の北側には 大内裏(国の政を執り行うところ) があり、 大内裏の南側から 南方向へ向かって 朱雀大路 という、 今で言うメインストリートに当たる大きな道路が、 京の都の最南端にある 羅城門 まで、 都の中心を貫いていました。 羅城門の両脇には、 それぞれ西寺と東寺がありました。   この絵は、 平安京を 都の大路を、南から北の方角へ、または北から南の方角へと、牛車が往来する様子が描かれています。   背後には、比叡山と、東に連なる山々から、月が夜空に浮かんでいます。     次に、 今回の作品テーマの背景となっている、 平安時代の時代背景 について 触れたいと思います。 平安時代は、 奈良時代以前から行われていた 唐文化 の吸収を終え(遣唐使の廃止)、 京の都平安京を中心に、 帝と貴族、そして人々の間に、 日本独自の文化が花開き、 それまでの唐文化を模した 文化様式から、 より日本人の感性や繊細さ、日本の心を表した、 日本らしい文化表現 が姿を現した時代です。   絢爛雅な宮廷装飾、歌合せ、雅楽、十二単、 笙や竜笛に琴の音が辺りに響き、 春満開の桜や秋の長月を愛で、 歌に詠み、 琵琶を弾き、 かな文字が発達し、 男女の心の内を歌にしたためやり取りを通わす など、 日本独自の 繊細で細やかな感性・感情 が、 より日本人らしい表現を求めて、 様々な分野を通じて体現されていきました。   絵の分野においても、 それまで唐の影響を強く受けていた 唐絵(からえ)的表現 から、 日本人が日本の四季や風土を愛でる心を より反映した、 柔らかく優しい風合いの やまと絵 へと 表現を変化させたのも、 この頃でした。   8世紀初めごろ、 当時は あのローマ帝国を凌ぐ と言われるほどの繁栄を見せていた 長安(中国)の都、 平城京。 その平城京を 中心に栄えた、 当時の大陸文化中心の視点で見てみると、 同時期の 日本(倭国) は、 東洋の一番端、 しかも大陸から海(東シナ海)を隔てて存在する、 ほんの小さな島国 という認識でした。   しかし、 その小さな島国へ行くには、 間を龍が守っている、 と言われるほど、 簡単には近づくことができない、 まるで 霧のベールに包まれているかのような、 とてもミステリアスな島国として、 大陸文化の人々の興味を どことなく、 そして いつも心のどこかで、 まるで神秘に包まれたものに対していだく 畏敬の念・憧れ のような、 そのような情景感を抱かせるところ だったのです。   当時の大陸文化の人々が、 あるいは西欧社会の人々が、 日本 と聞いて どのようなところを頭の中に思い浮かべ、 想像したのだろうか。   そして、 日本の都 平安京 に住む人々は、 どのような想いで、 自分たちの心を表現し、 暮らしていたのだろうか。   そのような心もちに想いを馳せ、 平安時代シリーズを 描き表しました。   太古の古より、 日本で培われた、 和の心が、 世界に拡まりますように、 祈を込めて。

アーティストになった理由

愛と喜びを表現すること。 そして、日本の平和のエネルギー、日本の和のエネルギーを世界にシェアすることで、地球全体のエネルギーバランスを平和と調和の方向にシフトすることです。

メッセージ

絵は異次元世界を映し出す光の窓である。

 ・絵は、多次元的に見ると、物理プレーンと非物理プレーンの境界に設けられる窓である。


・そして、その開口部は高次元の光を透過する窓の役割がある。

・その光の窓を通してこちら側(高次元)の私たちはそちら側に向けて働きかけることができる。


その時々で呼ばれて絵が行く必要のある場所が、上の働きのもと波動調整が必要なところである。

というふうに、私は理解しています。

加えて、特に海外へ、絵を出すことについて、もう一つの目的があります。

日本のバランシング(和)のエネルギーを世界にシェアすることで、地球全体のエネルギーバランスを平和の方向へシフトすることです。


昔から文化の中心地となっているところ、またはそうであったところは、

もともとその場所の波動的にも、文化が生成してそれが回りに広がっていく性質を持っています。

そこに惹きつけれらる人々も、その場の影響を受けて意識が変容し、そうやって、その人々が発信する波動が、さらに周囲へと伝播して拡がっていき、結果、新しい考え方や思想が拡がっていく。という風に捉えています。

そのような観点から、地球上のある特定の場と言うのは、地球にも人々にも、与える影響があるということなのです。


なので、そのような場に明確な意図を持って働きかけていくことで、場のエネルギーが変容して、そこに集う人々の意識も影響を受けて、または人と場所が相互に影響を与え合い、そうやって全体が変化していく。

そのようなイメージが、今私が持っているイメージに一番近いと思います。

ここで分かち合われる光が、お一人おひとりの心へ拡がり、そして、地球全てを包みますように。祈りを込めて。

鑑賞者がその窓を通して接する世界は、見知らぬ異国の風景か、またはどこか遠い過去の世界か、それとも未だ見ぬはるか未来の世界か。

 

どの世界にタイムトリップするのかは、絵の中の世界のみぞ知る。

 

 

 

絵は、色々なカラーの絵の具が、キャンバスの上で隣りあい、そして時には混じり合い、光輝くハーモニーを生み出します。

 

それはもしかしたら、私たち人類社会もまた、様々な文化や価値観が、入り交じり、互いに同居していることと、似ているのかもしれません。

 

 

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