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大昔に存在していた「毎日新聞くりくり」でデビュー。その後、ゲームの下請け会社や電撃文庫などを経て、ゲーム関連の書籍や雑誌のイラスト・漫画、ソーシャルゲームのイラストの仕事へ。主に版権物のお仕事をしていました。オーストラリアのグループ展などにも参加。腱鞘炎を発症したので、現在は趣味で好きな絵を描き始めたところです。

日本の家紋はシンプルなのに美しい…この素晴らしい家紋たちを絵の中で出来るだけ数多く紹介できないかなと思いたって描いた作品です。しかし実は当初は人ではなく孔雀でした。孔雀の尾羽根に家紋をびっしり入れる予定でしたが、寄稿した書籍のテーマが「キャラクタ」でしたため描きなおしました。色は少し孔雀から離れてしまいましたが、どうしてこの色にしたかというと家紋といえば水戸黄門の印篭のカラーが頭にあったからです。また、背景の松の所に入っている家紋ですが、松の家紋の数が足らなかったため、急きょ鳥や笠などの家紋を入れております。松の近くで遊ぶ鳥たち、風で飛ばされた笠が枝に引っ掛かっている…そんなイメージを頭の中でご想像いただけたら幸いです。 オーストラリアのグループ展に出展した作品です。額は黒。和紙に印刷しております関係で原画よりも色が薄めに印刷されています。それから、和紙の模様が顔などにも入っておりますので、アップ画像の方をご確認ください。その他、不明点等がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。