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1955年熊本県に生まれ、県立八代高校在学中に日本画家正木次郎に師事、日本画の基礎を学ぶ。
美術・デザイン専門学校卒業後、イラストレーターとして広告制作会社勤務、海外向けポストカード制作を経て、フリーのイラストレーターとして独立。広告用イラストを描く一方で、ペン画・日本画・テンペラ画に取り組み個展等で発表。 
1997年カレンダーの原画としての美人画制作依頼を機に絹本着色技法に出合い、その奥深い世界に惹かれ、以後雅号を「喜翔」とする。
カレンダー原画制作の一方で抒情的幻想的オリジナル美人画を制作し個展グループ展で発表。
繊細な絹絵ならではのおひめさまや大正・昭和のレトロ感漂う少女画を描いている。
2019年河出書房新社より「やさしい大人の塗り絵　なごみの美人画編-佃喜翔-」出版

昼顔の咲く夏の朝、母の日傘を借りて散歩する浴衣の少女。絹本着色日本画技法の肉筆少女画です。

2022年7月発売、河出書房新社刊「やさしい大人の塗り絵/着物姿の女の子編　佃喜翔著」の原画として収録された作品です。