27歳で大人の発達障害という診断が付きました。
高校を卒業し社会人になったが仕事も人間関係もどうしていいか分からず、転職を繰り返していました。転職を繰り返すうちに適応障害を発症し、最後の職場を辞めたと同時に引きこもりになってしまいました。
気づいた頃には適応障害から鬱病になり、どうにもこうにも行かず、身動きが取れない状態で希死念慮と闘う日々でした。
5年程引きこもり、自分を分析して病気を調べに調べてやっと発達障害に辿り付き、生きづらかった正体に気づくことが出来ました。短いようで長い長い5年間でした。
今は発達障害と診断が付き、鬱病の治療中です。
やっと気分が上を向き、いい方向に向かうとふと絵が描きたくなりました。日々、描きたい欲は強まりこの間、アクリル絵の具を買いました。
私は昔から綺麗なものが好きで、綺麗なものを絵に描くことが好きでした。勉強は全然上手くいかなかったけど、美術の授業だけは毎回先生に褒めて貰えて嬉しかった思い出があります。唯一美術の授業は自分が出せる場所でした。
もし、自分が好きなものだけで生きていけたらどんなに楽しいのだろうと何回も考えて諦めていましたが気分が上を向いたことでやってみよう思えました。
手にとって頂けたら嬉しいです。