幼い頃から好きだった色鉛筆と、繊細な描写ができるインク。その二つの魅力をつなげてくれたのが、ガラスペンでした。
この道具との出会いが、私の表現を一段と広げてくれました。
「花もようアート」は、私が独自に考案した小さな花模様(約4ミリの5枚花)を、カラーインクとガラスペンを用いて、ひとつひとつ手描きで描いた点描のようなアート作品です。
下塗りには、パステルと色鉛筆を使用。自ら調色して生み出した200色以上のカラーインクを使い、作品ごとに異なる世界を丁寧に描き出しています。すべてが肉筆、同じものは一つとしてありません。
見る方に“存在感”や“ぬくもり”を感じていただけるよう心がけながら、細部まで心を込めて描いています。
瞳の中にそっと輝く“ハートの光”も、私の作品の小さな特徴です。