ある展示で「他分野で人は無知であるので、各々が得たものを周辺分野に提示すれば、異分野での新たな発想に繋がり得る」という考えを目にし、描くことでしか表現できない自分でも、若しや他分野に貢献できるのだろうかと考えた結果、今日まで描き続けています。自分の作品が誰かの何かのきっかけになり得るならば、これほど素晴らしく光栄なことはないであろうと考えています。
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この世界は点の集合で出来ている。
私の描いた作品も無数の点によって成り立っている。
点は、積み重ねであり経験であり歴史であり人であり大気であり星である。
今在るものすべては、微小な点が積み重なって膨れ上がり、存在として認識された結果である。