迷った先に辿り着いた道「街撮りクリエイター」
「何の為に写真をとるのか」そんな疑問を抱いてから二年程度。
いい画を撮る為に必要になる時間とお金と家族の理解。
他方、どんなに気に入った写真もSNSへ投稿した後は寂しくお蔵入り。
撮ることを続けることに何の意味があるのだろうか。
気が付けば、古い写真を眺めることが多くなり、撮ることに迷う日々が続いてました。
気に入った写真をもっと見てもらいたい想いから、Instagramに新しいアカウント @gallery.yoshimasa を立ち上げ、再投稿をしてはみたが、撮る気持ちに火を点ける結果にはなりませんでした。
そんな折、答を出すきっかけになったのは、あるフォロワーさんの「プリントアウトはされないのですか」というコメントでした。
このデジタルを越えた先にあるアナログな世界観に、とても新鮮で懐かしい想いがしました。
プリントアウトすることで、自分の家族だけでなく、人々の各家庭や職場、店舗に自分の画を届けることが出来る。
そしてその写真が、団欒の中に加わることで、人々の笑顔のきっかけになったり、励みになったりするのであれば、撮影者として最も幸せな瞬間なのだと想うようになりました。
たくさんの人々の団欒の中でいつもいつも目に入る画。そんな画こそが自分の画で有りたいと想うようになりました。
試行錯誤の連続の中、今後は街を撮って作品化し、街の情緒をそのまま人々の待つ場所へ届ける「街撮りクリエイター」として築いて行きたいと想います。