「抽象画について」
ペインティングナイフなどを使い、即興的に感覚をとらえて描いています。
学生時代には、岩下徹<山海塾舞踏手>の即興セッションに参加して、ダンサーと演奏での共同制作、即興パフォーマンスを行なっていました。
「猫をモデルにした作品について」
猫を飼った経験はありません。二十歳の頃に夜中に河原へ散歩に行った時にいた野良猫の、周りへの距離の取り方を見ていて猫に興味を持ち始めました。
それから、立ち姿や表情や髭の作る線へと関心が広がっていっています。
現在は、保護猫カフェに行って、そこで里親を募集している猫たちを主にモデルとして絵を描いています。
これまで、多くの作家が猫をモデルにした作品を制作しており、その一端に加われたら良いなと思いながら制作しています。