立体絵画について、長年の海外勤務の中で、途上国では以下の経験や活動を行いました。
1990~92年 タンザニア国でマコンデやティンガティンガの立体刻画を習う。
1993,94年 バングラディシュで3Dラグ絨毯美術を学ぶ。
1994,95年 パキスタンで仏像の起源、ガンダーラ彫像を学ぶ。
1995~99年 シルクロード上の新疆の交河故城仏教遺跡と西安の大明宮宮殿で、遺跡や立体絵画の修復復元事業を、ユネスコ親善大使の平山郁夫画家の監修の下、ユネスコ北京事務所で行う。
2001年 シリアでパルミア彫像などオリエント美術の石彫を学ぶ。
2002~08年 カンボジアでアンコールワット遺跡等の浮彫壁画を学ぶ。
2004,05年 アフガニスタンでヘレニズム美術の仏教彫刻絵画などを学ぶ。
絵の具や画材のない途上国では、現在でも天然の材料や壁などを整形して、芸術性とともに文化を重視した伝統継承の立体絵画が描画されてます。